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何で桜、と磯田道史さんの講演と備前福岡

磯田道史さんのファンなので、市民会館で講演があるというので勿論、申し込んだ。大勢の人だった、みんな歴史が好きなのだろう。彼のことは武士の家計簿の頃から職場のおかあさんから聞いていてよく知っている。親しみやすくとっても聡明でつぎつぎと知識があふれ出てくる講演に流石と感服した。山田方谷がテーマだということで、市立図書館の資料で見る山田方谷も先日講義に行ってみた。それぞれ違う視点でまとめていて面白かった。どちらも少しの時間では大勢は語れないわと思った。磯田さんは柔らかく解りやすく語ってうまいなあと勉強になった。
車を県庁においてとりに行くと何とあの醍醐桜が移植されていてもう見頃、後楽園の桜はまだ咲いていないし開花宣言もされてないのにびっくりした。
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今、権謀術数で、岡山を自分のものにした、宇喜多直家をまとめている。それで父親の墓のある備前福岡に行ってみた。初めて登録文化財に指定されたという仲崎邸に入ってみた。15年住んでなかったそうだ。
10年もかけて100年前に建てられた豪邸で当時の大地主は贅の限りを尽くしているんだと認識した。
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青磁のトイレだそうで、風呂トイレは別棟にある
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備前福岡は鎌倉時代の一遍上人絵伝に出てくる。市が立って栄えたところで福岡千軒と云われていたそうだ。
宇喜多直家親子は放浪の末、備前福岡の豪商阿部善定のところに親子で転がり込んでお世話になっていた。そこで父興家はストレスからか病死したそうで、墓が妙興寺にある。黒田官兵衛の祖父の墓も同じ敷地にある。九州に博多と福岡があるが、その福岡の地名の由来になっている。
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by kannazuki1022 | 2019-03-25 22:29 | 郷土史 | Comments(0)

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